【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 「地震お見舞い!」に感激!

メールには時々面食らうコメントが飛来することがある。昨日の朝がそうだった。タイトルは「地震お見舞い!」。
送り主は、日経関連会社の親しい役員だった。エッ、また中国か何処かで、地震が発生したか?だが、震源地は北海道だった。日高では震度5弱。釧路では震度4だったらしい。彼は、私が北海道にいるものとばかり思って、心配してメールを送ってくれたのだ。だが私は、その心配メールを阿寒じゃなく、東京の会社のパソコンで受け取った。
何せ東京は揺れてはいないものだから、実感が薄い。
実感が薄いまま、阿寒に連絡を取る。すると家人は「揺れた!揺れた!でも大丈夫!」
電話を切った後暫くたってからだ、影響が出てきたのは。そのメールの暖かい思いやりが、波長の長い揺れとなって心を揺さぶり始めたのだ。最終便の飛行機の中でも揺れは長く続いた。
今日の阿寒は、雨である。庭のヒマワリは、東京出張の前はまだ蕾だったのに、一週間の間に満開になった。
殺伐とした事件や、国際問題が次から次へと発生している。
「人間とは、かばいあいながら、思いやりを持ちながら皆で生きる動物じゃないのか!」。それなのに、最近その根源を何処かに忘れて来てるんじゃないか?・・・雨のヒマワリを眺めてる自分は、センチになりすぎてるかも知れぬ。
二拠点生活を目指してる方、ご用心!時空間を忙しなく駆け抜ける生活は、時々こうした感情の軸を失うことがある。ことに季節の変わり目・・・そうだ、今は秋への変わり目だ!