【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 超早期紅葉!


▼シンジランナ〜イ情景第2弾!まだ7月の下旬だというのに、何とエゾヤマザクラの紅葉が始まっちまった。他のエゾヤマザクラはまだまだ成長過程。緑をどんどん濃くしてるというのにどうなってるんだ!
▼今年の道東の夏は寒い!平年比0.4℃〜1.8℃は低いらしい。こんなに早いのは、気温の低さに反応した木の頭脳センサーが、もはや夏は終わり、秋に入ったと判断したせいかもしれない。
▼ところが!である。データを調べてたら、このエゾヤマザクラは、去年7月6日には紅葉が始まったとある。今年より20日近く早い勘定だ。あながち寒さのせいばかりじゃない、もしかしたら病気なのかもしれない。

▼ただ、この疑問には学芸員も首をひねるばかりだ。「去年も、今年も、っちゅうことになると病気じゃないかもしんないね。遺伝子のせいかもしんない。それにしてもよく枯れんで頑張っとるなぁ…」
▼しっかしなぁ、木まるごと始まった紅葉ならまだしも、1本の枝だけが紅葉し始めたんじゃ、遺伝子の問題じゃないだろう…。ま、どうでもいいけど「自然は、なまら、ミステリアスだ」。とっても人間の手には負えん…。