【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

科学・技術・環境

 365日、アッという間!

羊羹をスパッと切ったように、いきなり秋になった。今朝の最高低温は10℃。一昨日までは朝も半袖で十分だったのが信じられない。去年はどうだったんだろう? そうそう、去年の9月中旬は道東各地へ旅をした。ストック写真があるはずだ。 フォトファイルを開く…

 発掘、感謝!

「おやおや、今日は妙に騒がしい。何かあるんだろうか?ヤ、ヤ、どうやら沢山の車が来たらしいぞ。もしかしたらワシラを発掘しに来たのかも知れん。それならウレシイ。何しろワシラがここに居ついてから500万年も経ってるんじゃからな、ワシも相当退屈してた…

 食用ホウズキ!

ホウズキといえば、赤い袋を裂き、熟した実を取り出して中味を楊枝でほじくる、そして皮の部分を口の中で「プープー」鳴らす。 そういう役目の植物のこととばかり思ってた。そう、浅草のホウズキ市などで売ってるあの観賞用ホウズキのことである。 ブキッチ…

 お勧めします、化石を手に!

再び化石、である。 釣から帰った隣人がコーフンした面持ちで飛び込んできた。「見つけました!新しい化石ですよ!」見ると手に長径15cmほどの石をふたつ抱えてる。よほど嬉しかったのだろう、釣装備そのままだ。 見せてもらって驚いた。今までの貝化石と違…

北海道の“ジョーズ”!

北国にもジョーズがいた!血に飢えたジョーズの巨大な口が迫ってくる! この身震いするような体験をしたのは、鮭の漁獲量日本一(漁協単位あたり)を誇る道東、標津(しべつ)サーモンパーク「鮭の科学館」だった。 標津サーモンパークは、日本で唯一の「鮭…

ホンマモンの夏至の日!

今日は6月21日、全国的に夏至である。昼の長さがもっとも長い1日である。 だが「標茶のアニキ」は、「ここら辺じゃ、6月21日がホンマモンの夏至じゃない、一週間ぐらい違う」と言った。 調べてみると、確かにそうだ。21日と26日を比べれば、1日3分ぐらい違う…

植物の体内環境!

ホンの3週間前に芽を出したばかりだった水仙が満開になった。驚くばかりの成長スピードである。 そういえば数日前にはまだ小さな緑の葉っぱだったタンポポも一斉に黄色い花をつけ始めた。 阿寒は、寒かったり、暑かったり。最高気温が6℃ぐらいの日もあれば、…

 「電気の道」

「ワッ、あれは何だ!人が空に浮いてる!」 目を疑った。空中に幾つもの人影が遊泳してるんである。超常現象か?だが、事態はすぐに理解できた。電線が見えたからである。「電気の道」の補修工事だ。初めて体験した異様な光景だった。こういうシーンの目撃経…

天体ショー

今年7月22日、日本列島は大騒ぎだった。ことに、トカラ列島喜界島では島を挙げての歓迎に沸きかえった。 そう、日本領土で48年ぶりに見られる皆既日食だった。覚えてる人も多いだろう。 マスコミと天文少年たちのフィーバー振りは凄かった。太平洋上には、皆…

 「100年後の大予測」

「世界は100年後、どうなっているか」 今から108年前の1901年、報知新聞(今のスポーツ紙じゃない)は科学者らの意見を参考に「20世紀の大予測」を発表した。それを読むとテクノロジーの分野では「無線電話」「写真電話」など、予測が驚くほどの精度で当たっ…

世界天文年!

50歳以上の方々への質問です。 「40年前の1969年7月21日、あなたはどこにいましたか?何をしてましたか?」覚えてない人も多いかもしれない。でもこの出来事を言えば大抵の人は思い出すだろう。 『人類初めて月に立つ』 そう、アメリカの「アポロ11号」が人…