【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

植物

 “メタモルワラビ”!

※40年以上前、化粧品のマックスファクターが“メタモルフォーゼ”というキーワードでキャンペーンを張った。その日本語訳が秀逸だった。“変容”。つまり「内側から美しく変わろう!」と提唱したのである。 ※“メタモルフォーゼ”は、もともと(超自然的力で…、魔…

時速4km!

※雑誌編集者から質問を受けたことがある。「スローライフって言葉が大流行りですが、スローライフってどんなライフなんですかね?」不肖ワタクシは、かなりトンチンカンな答えをした。「時速4kmだと思います」 (日に日に緑が濃くなる道路脇に、白とピンクの…

♪この木ナンの木 気になる木〜♪

※裏に自生してる薄気味悪い木がある。毎年今頃になると葉に赤い虫が無数に着くのである。樹高1mぐらいの時は近寄らなければ済んだ。が、最近は樹高4m、枝ぶりもすこぶる良くなった。虫も無数だ。駆除剪定せぬ訳にはいくまい。 ※鋸を持って近づいて、初めて赤…

春紅葉!

※「ヤ、ヤ、ヤッ、何てこった!折角新緑になったサクラが枯れ始めてる」慌てて側に行ってみた。確かに先端の葉が赤く染まってる。「あ〜あ、何でだろう。寒かったり、暑かったり…気候のせいに違いない!」 (近くから見ると、紅葉と言うより茶に染まってる感…

 速報「ついに、咲いた!」

※23日、ようやく釧路のエゾヤマザクラの開花宣言が出た!平年及び去年より6日遅れ。1997年以降では最も遅い開花だという。東京の開花宣言より68日遅れだった。 (ウチのサクラも咲いた。天気はあまり良くないが、やっぱりチョッとウレシイ) ※釧路のサクラ開…

福が来た!

▼来た!来た!来た!いよいよ福寿草が来た!一昨年は2月22日、去年は4月7日が開花初日だったから、今年はその中間ぐらいになる。雪が多かったから去年より遅いと思ってたが、やれやれ、記憶違いだった。 (雪が消えてわずか5日で花が開いた。移住当時はなかっ…

 春立つ!

▼♪は〜るよ来い は〜やく来い♪北国で暮らすようになって、この童謡の歌い方が変った。軽く口ずさむんじゃなく、呪文を唱えるように詠うんである。都はるみのように唸リ節になるんである。これじゃ春もやって来難い。 ▼案の定、立春前には「春到来間近し」と…

 「浜茄子」!

▼♪知床の岬に〜 浜茄子の咲くころ〜♪もうご存知の、「知床旅情」の出だしの一節である。森繁久彌の歌もさることながら、加藤登紀子の歌は遠く知床半島を忍ぶ心の一曲となった。 ▼ただ、恥かしながら、ここでもヒドイ思い違いをしてた。というのも、故郷の長…

野性、野菜、カン違い!

▼不明を恥じる、とはこのことである。何を隠そう、実はコチラで呼ぶ「ヤマワサビ」を、「北海道原産、山奥の林の中に自生する根ワサビのこと」とばかり思い込んでた。モチロン伊豆などで育つ本ワサビとは違い、水辺じゃなくとも十分育つ、ということぐらいは…

苔ガール!

▼“女子力”はどこまで広がるんだろう?最近知った“女子力”だけでも、「田ガール」(稲作農業女子)、「歴女」(歴史大好き女子)、「城ガール」(女子城跡探検隊)など、数々あるが、今度は「苔ガール」なるものが登場した。 ▼「苔ガール」とは、“女子苔追跡…

 “縄文DNA”!

▼信州小布施から山田温泉に登っていく途中に、「蕨平」という地名の村落があって、子供の頃、よく近所のオジサンや母親に連れられてワラビ採りに行った。足は自転車やバスだった。 ▼山菜の王様が「タラノメ」だとすると、「ワラビ」と「ウド」は間違いなく飛…

  タラノメ問答!

▼「あッ、タランボだ!いやぁ、チンコイ、メンコイ、スペメン(スペシャルメンコイ)だなぁ。」 ▼「エッ、どこどこ…、あ、ホントだ。まだ芽吹いたばかりだ。それにしても知らなかったなぁ、タラノメってこうやって出てくるんだ!タケチャン、知ってた?山菜…

雪vs草

▼北国の春はとてつもなく足が速い。それでもここまで速いと流石に驚嘆せざるを得ない。つい5日ほど前まで雪の原だった場所が5日後には写真のとおり。「雪が解けたら・・・初夏だった」のである。 ▼はて、毎年こんなだったっけ?確か毎年、白→茶→緑、とスピード…

涸渇!

「アイディアに詰まった時は、動物か、子供か、女だ!」と先輩は言った。広告制作現場の話である。「適当な注目は集めることが出来る!」 だが、田舎でやることに詰まった時はどうするか?とり合えず庭に出てみることにしてる。 今日は氷雨状態。空がまるで…

 不安症候群!

妙な物を見てしまった。写真の草。体高1m。茎の直径は5〜6cmほど。ニョキニョキと地面から突き出してきてる。葉っぱは直径60〜70cm。大きなフキぐらいある。 見慣れた植物じゃない!確かこういう非日常の不穏を感じさせる植物、どっかで見たことあるなぁ。 …