【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2019-01-01から1年間の記事一覧

「道東探検隊、熱波を行く①!」

(阿寒湖畔「アイヌコタン(アイヌ集落)」一軒、一軒は「チセ」(家)と呼ばれる) ※メールが入った。東京在住の友人「ナベ」からだ。「お~い、煮えてないかぁ?」。5月26日午後のことだ。そう、オホーツクの佐呂間町が26年ぶりに5月の高温全国記録を更新…

「”天の恵み”“人の恵み”に感謝!」

(白い色が可憐なオオバナノエンレイソウ。ニリンソウとお花畑を形成する) ※いろんな人に「北海道のイチバンいい季節は何時?」と聞かれると躊躇することなく「そりゃ、5月。今の季節だよっ!」と答えることにしてる。実際、1日毎に日照時間が伸び、1日ごと…

「俯瞰」!

※TV番組でお馴染みの「ポツンと一軒家」でもない限り、自宅を上空から確認することはあまりないだろう。その貴重な映像を隣人「飛行少年ヒトシさん」から頂いた。ヒトシさんはウルトラライトプレーンのオーナーであり、飛行士である。 (画面下部は中学校の…

「狂乱10連休」終了!

(福寿草の花が一斉に「福坊主」に。う~む、可愛いなぁ) ※在職時、一度はやってみたいと思ってた大型10連休がアッという間に終わった。振り 返ってみればこの10日間で何が変わったんだろう。いずれにせよ日本社会は、まるで蝶が脱皮するように、「平成」を…

「平成31年4月27日。雪。」

※一週間ほど前、当地阿寒は最高気温26.5℃。列島でも有数の暑さだったのに、その2、3日後には最低気温が0℃近く。土曜日には雪が積もった。これじゃ身体に良い訳ないさ!参ったなぁ、この雪の中札幌に行かねばならない。いやはや・・・。 (予報じゃ15cmの積雪…

「成長論」Vs「劣化論」

※北国の春は、おっそろしく速いスピードで成長する。この間頭を出したばかりのフキノトウは、はや立ちあがり、花を開いた。お馴染みのアイヌネギ(ギョウジャニンニク)も、落ち葉を貫いて地中から飛びだしてきた。 (生のエネルギーに溢れてる。ぐんぐん成…

「頭だけ隠して尻見せてやれっつ」

※猫にも季節が分るのだろうか、雪が消えると猛然と散歩をねだり始めた。酷い日は一日中「散歩に生きた~いっ、散歩~っ、散歩だよ~っ!」と啼き喚いてる。そのたびに「まだ~っ!まだ寒すぎる~っ!」とタシナメルのだが、一向に啼きやまない。最後には喚き…

「令和」決定の舞台裏

※『「バカ野郎、オレの狙いが入ってないじゃないか、もう一度やり直せっ!」シンゾーが、そう怒鳴ったかどうか、また「忖度」があったのかどうかは分からんけど、選定作業終盤の3月中旬以降、考案者と噂されてる中西進名誉教授に追加発注(要請)されたこと…

「村」と「ムラ」

(まだまだ雪は降っている) ※先週報告したとおり、二度の「ブリザード」襲撃をクリアし、これ以上被害が出ぬよう「Amazon」対策も施した。折しも日中は暖かい春めいた風も吹いてくる。 ※肩腕痛は運動不足も一つの原因と言われたので、入院やら足の手術やら…

「【ブリザード】が2度もっ!」

※「カードが使えないようです」と店員は言う。そんな筈はないだろう、昨日使ったばかりだ。が、別の店員が試行の結果「やはり使えないようです。磁気のせいかも」。 ※そこで支払いを現金で済ませ、別の店舗でも確かめてみた。結果は同じだった。で、カード会…

「酷な一週間」

※例年通りとはいえ、阿寒のこの一週間は嫌な一週間となった。本州からは河津桜や菜の花満開便りが届くのに当地は雪、雪、雪。降っては解け、解けては降る日々が続く。 (3月14日撮影) ※因みに、掲載の写真は降った当日毎に撮影したもの。同じように見えるが…

「黒い雪」

※いやなに、天から「黒い雪が降ってきた」という話じゃない。先週、道路の氷を重機が砕いて積み上げた、というだけの話である。ただ、こんな「黒い雪の壁」になったのは移住以来初めてだ。それも1箇所にとどまらず、数か所もあったっ! ※もしかしたら、重機…

『「新造語辞典」編纂のオススメ』

※写真は、トランプが卓袱台を引っ繰り返した米朝会談の5日ほど前、3月5日号のニューズウィーク「Perspective」コーナーに掲載されたトランプの風刺画だ。 (2019ROYAARDS--CARTOON MOVMENT.CartooArts internashyinal) ※風刺の視点が実に鋭い。左下隅には…

「カムイ・ミンタラ」

※厳冬の北海道には、常識じゃ考えられない神秘的な自然現象が多い。例えば【ダイヤモンドダスト】(-15℃以下で空気中の水蒸気が凍り、キラキラと浮遊する現象)。 ※【サンピラ―=太陽柱】(太陽が空気中のダイヤモンドダストに反射して 柱状に輝いて見える…

「各々方、手打ちにいたそうぞっ!」

※「へ~い、冷たいの2丁っ!」威勢のいい声が響いた。「こっち、こっちっ!」野太い声が応える。何とも居心地のいい空気だ。史上最強の寒波を抜け出したとは言え、最高気温0℃前後を行き来する冷たい風の中、平成最後の「蕎麦打ちの会」が開かれた。 (下手な…

「-31.8℃の、と・な・り」

※埼玉県の熊谷が「日本一暑い町」を誇りにしてるのと同様、北海道陸別町も「日本一の寒」誇りにしてる。否、誇りにするというより両方共「やけくそ気分」だろう。 (-30℃ともなると雪はサラサラのパウダースノー。結晶が一つ一つキラキラ輝く) ※その陸別町…

「ジビエ料理」が台無しっ!

※20年ほど前、まだ移住する前の話だ。釧路を訪れた際「エゾシカはここいら辺の人口より多い」と聞いた。「28万頭、北海道全体じゃ68万頭にもなる!」。で、浅はかにもいつもの如く、「ビジネスにならないか」と考えた。 (最近ハンターの高齢化と不足が問題…

“氷点下41度「我国創業以来」”

※道新の日曜別刷りで表題の見出しを見つけた。「その日」・・1902年(明治35年)1月25日未明。旭川地方気象台の当時の月報記録には、下記の記述が残ってるという。 ※「上川:最低氷点下四十一度ヲ報セリ之レ我国創業以来ノ最低度ナリ」。この記録は「日本最…

「句あらば楽あり!」

(当地の空はいろいろな現象が起こる。この日も緑やピンクの彩雲が彩ってくれた) ※年が明けてから早くも3週間経ってしまった。大袈裟に言えば、去年のクリスマスあたりから二度ほど瞬きしたら今日になってしまってた、そんな時間感覚なんである。 ※心理学者…