【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ダイバー・シティ」

(この写真の中に、どれだけの生き物がいるかワカラナイ。多様性に満ちてる) (オオイタドリの新芽。天婦羅にすると美味いという) ※クルーザーが波を蹴立てて海を走ってた。中心には東京都知事に就任したての小池百合子がいる。アナウンサーは「オリンピッ…

「敵意に満ちた侵略者」

(明日は晴れるのか?) ※物置の引き戸を開ける時、嫌な予感がした。「敵意の塊」のような「気」が充満してるのを肌が感じたのだ。不安感を振り払って戸を開けた。「うわぁ~っ!これかぁっ!」目の前に、でっかい昆虫が不気味な羽音を発してホバリングして…

「希望の芽、膨らむっ!」

※ウレシイっ!自分としてはかなり必死に毎日水を遣り、牛糞と鶏糞を施肥した甲斐を実感するようになった。いやなに、オンコ(イチイ)の話だ。5月3日付け「希望の芽」で書いた「希望の芽」が、目に見えて膨らんできたのだ。 (5月3日時点での「希望の芽」)…

「神の恵み」

(オオバナノエンレイソウとニリンソウ、緑の三重奏。裏山の上部まで続くお花畑) ※エゾヤマザクラが葉桜になる頃、毎年、家の周辺はオオバナノエンレイソウ(大花の艶麗草)やニリンソウ、タンポポのお花畑と化す。当地が最も光り輝く季節と言っていいだろ…

「桜前線は到着したが、」

※GW最後の5月8日、釧路に「日本一遅い桜開花宣言」が。ついにゴールしたかっ!でも阿寒じゃ、もう満開だよ。もっとも開花宣言の翌日にはもう満開だから、本州のような三分咲きとか五分咲きなんてのはなし!ま、ソメイヨシノじゃないからなぁ・・ (ウチの開…

「希望の芽」

※今年は、不安とシンパイだらけの春だが、身近なシンパイのひとつにオンコ(イチイ)の立ち枯れ不安があった。冬場、エゾ鹿にやられたせいか、どんどん葉が落ちて骨と皮だけになり、幹は丸裸に!「ダメかもしれんなぁ」。友人は諦め顔で言った。 (毛が抜け…

「ウクライナ鬱」

※「蛇穴を出ず」という季語(春)がある。冬眠してた蛇が暖かくなって目を覚まして地上に姿を現し始めた。ようやく待ち望んでた春になった、といった、ウキウキする気分を代弁する季語と言ってもいい。 (雌阿寒岳に「白い狼の遠吠え」が。残雪の右端。多分…

「おらが富士」

※富士山が、我が国のシンボルになってるのはご存知の通りだ。この、日本一のシンボルにあやかりたいとして、全国各地に「○○富士」が存在する。「郷土富士」「ふるさと富士」とも呼ばれる「おらが富士」。「おらが富士だって日本一だ」というわけだ。 (手前…

「目を背けちゃいかん!」

※「クーちゃん、『ゴメン寝』や『眩しい寝』をしてる場合じゃないぞ!ウクライナで起こってる凄惨な侵攻から、目を背けちゃいかん!苦しくても、切なくても、哀しくても、憤っていても・・目を塞いじゃいかん!世界はこの侵攻を見届ける必要がある!」 (ゴ…

「戻り雪」

※3月末、もう大雪はないだろう、と思ってたが大甘だった。エイプリルフール夕方、まどろんでたら誰かが訪ねてきたような音がした。「ハイっ?」、窓から外を見ると、何と「雹だ!」。“パラパラパラ”直径5㎜ぐらいの白い粒がみるみる溜まって行く。 ※当地で…

「『Z』の次を『D』に!」

(ずぶ濡れのキタキツネ。全身で寒いと訴えてる。どうしてやることもできない・・) ※75年前、ヨーロッパは『卍』マークに襲われてた。75年後、『Z』マークを付けた戦車がウクライナを席巻してる。悍ましいのは『Z』は、民族浄化をめざした『卍』からロシア…

「【地球彼岸嵐】その名はプーチン」

(「彼岸嵐」を時系列的に自然現象を追った。雲海に頼りなく浮かぶ山) 」 (いよいよ雪が迫る) (ついに雪が舞い始めた) ※来た、来た、来た!やっぱりやってきた。例年3月下旬頃、道東を襲う暴風雪。当地では「彼岸嵐」と呼ぶ。南岸低気圧が列島の南を駆…

「リスペクト欠乏症候群」

※シジュウカラやコガラ、ゴジュウカラなどの野鳥が、複雑なコミュニケーションを駆使してることは、以前当ブログに書いた。人間の耳には「ビー、ビー、チッ、チッ、」としか聞こえない鳴き声も、彼らにとっては大変に重要な情報というわけだ。 (ハコヤナギ…

「拝啓、プーチン殿」

※拝啓 ウクライナで暴虐と残虐を拡大し続ける「悪魔の冬将軍」殿。 貴殿に新しい称号を捧げます!その称号は『アドルフ・プーチン』! ご推察通り貴殿とあの20世紀の狂人「アドルフ・ヒトラー」がオーバーラップするんです。 (我が家には時々ミステリーサー…

「最低の冬将軍」

※3月。日脚が伸び始めようやく「冬将軍」の撤退が始まりそうだったのに、「別の冬将軍」の軍靴が響いてきた。言うまでもなく「プーチンによる暴風雪」だ。五年以上前から周到に計画された「暴風雪」だが、世界中が凍りつく破目になった。 (太陽光パネルも暴…

「鶴の一声」

※中学の校庭からタンチョウの鳴き合いが聞こえる。「コ~」「カッ、カッ」「コ~」「カッ、カッ」。空気を切り裂く大きな声。「鶴の一声」といわれる由縁だ。「コ~」と呼びかけるのは雄。「カッ、カッ」と答えるのが雌。絆を確かめ合うとされてる。 (真ん…

「足跡」

※「足跡」を「あしあと」と読むか?「そくせき」と読むか?「あしあと」なら歩いた後に残る足の跡や履物の形。「そくせき」なら人生の航跡、と辞書は言う。だから、動物が歩いた跡は「あしあと」。「そくせき」とは余り言わない。 (特別天然記念物タンチョ…

「第7波は?」

(枯れ木に咲く霧氷の華) ※冬将軍が猛威を振るってる。ことに日本海側は「観測史上初の大雪」などの文字が目立つ。道東でも最低気温が連日-20℃近辺。真冬日が続いてる。加えてオミクロンの脅威にも晒されている。どうして、この時期に、このタイミングで・…

「極寒の新発見」

(沈思黙考中・・・) (重機で押した雪山に新雪が積もる) (黄色いスコップと赤いリボンは、重機事故予防の標識) ※何しろ連日-15℃以下の極寒、それにオミクロンの感染爆発と来りゃぁ、もうクルルと遊ぶしかないっ!遊んでる最中、妙なことに気が付いた。…

「尾身苦論(オミクロン)暴走!」

(当地では大晦日におせちを食べる。ウチでも土地の風習に従って大晦日の夜・・) ※遅ればせながら「新年のご挨拶を」、というところだが、今年は極寒、豪雪、津波注意報、さらにはトンガの海底火山爆発やウクライナ一触即発危機などが続き、世の中は不安だ…

「【エッチャンのAI記憶力】」

※「カッ、カッ、カッ、」。クルルが山に向かってクラッキングしてる。「オイッ、オレの縄張りだぞっ!何なら捕まえちゃうぞっ」。だが、残念ながら、クルルは外に出て縄張りを主張することはできないっ!釧路の条例で猫は「STAY HOME!」だからだ。 〔残念だ…

「ブルブルクリスマス」

(地吹雪がつづいた) ※世界最大のイベント、クリスマス。その最大のイベントに歌われる「クリスマスソング」は、調べただけでも6500曲以上、もしかしたら1万曲はあるのかもしれない。あの「エルビスプレスリー」も♪Blue Christmas♪という曲を歌ってる。 (…

「『月~木』間の前澤」

※「脳波」という古典的なSF小説がある。作者はポール・アンダーソン。何と65年も前の作品だ。概要は地球の上に被さってたバリヤーが次第に薄れ、人類は言葉を介さずとも「思う」だけで意思疎通が可能になる。 (アッちゃんに提供を受けた写真かもしれない。…

「ブラックアウト」

※気持のいい朝だった。が、午後から目まぐるしく天気が変わる。モーレツな風と豪雨。数分後には一転、太陽が。更に次に来たのは雹!10分程で上がった、と思いきや今度は、モーレツな雷雨。親戚を病院から家に送り、ほうほうの態で自宅に戻ってきた。 ※雷が空…

「UFO、みぃ~つけた」

※「スゴ~イ!」と同居人が叫んだ。「友達がUFOの写真送ってきた」。これ、観てよ、とスマホの写真を差しだす。ビルの奥が仄かに赤みがかり、青黒い上空に白く光る「点」がある。「これがUFOなんだって。東京だけじゃなく、山梨でも見えたって!」 ※まさか!…

「方言ランキング」

※「悪りけんさ~っ、チョッとそこのハサミ取ってくれや!」。先日信州小布施に帰省した時、久し振りに懐かしい小布施弁を聞いた。妙にほっとした気分になった。そう言えば、「悪りけんさ~っ」は、他人に物事を頼む時の接頭語だった。 ※標準語で言えば「スミ…

「モ・ッ・タ・イ・ナ・イ」

※突然、スマホのアラートが鳴った。画面に赤と黒の緊急画面が出現!何だぁっ?慌ただしい音声も入る。「緊急避難指示情報ですっ!」チョッと背筋がザワッと来た。 「阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!」 ※10…

「帰省から帰寒へ」

※釧路にも所縁のある歌人、石川啄木は「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」と詠った。チョッとおセンチだが、コロナ禍はそれに近いような感情を自分に目覚めさせた。感染の休息期を狙って、5年ぶりに信州小布施に帰省した。 (シナノ…

「もう一つの【かいさん総選挙】」

(彩雲) ※衆議院の「解散総選挙」真っ只中、コピーライターとしては見逃せない、もうひとつの「かいさん総選挙」が始まった。総選挙中なのは、北海道豊浦町。告示も投開票日も衆院と同じ19日と31日。候補者は、同町噴火湾の「海の幸」だ。 ※名付けて「第2回…

「日本は何色に染まる?」

※その日は半袖でも汗を掻くほど暑かった。紅葉真っ只中だった。これまで見たことのない鮮やかな紅葉だった。15年前の10月20日(明日)のことだ。紅葉から始まった3年間の[阿寒・東京二拠点生活]を経て、自分はこの地に充分に溶け込めたんだろうか? ※あの日…