【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2012-01-01から1年間の記事一覧

熱中症総括!

▼9月中旬になってさしもの今年の夏も、ようやく疲れが見えてきたみたいだ。朝晩は過ごしやすくなった。猛威を振るった熱中症もそろそろ総括の時期だ。と、思いきや医師に言わせると、9月は熱中症がかなり多いんだと言う。 ▼そのため、当然まだ今年の熱中症の…

 西向くダリア!

▼いつもながら、植物には人間に理解できない「?」が多い。ま、彼らは彼らの価値観で行動してるのだろうから「ああ、そうですか」と黙らざるを得ないんだけど、それにしてもウチのダリアは、なぜ揃いも揃って西に向いて咲いてるんだろう。 (西側から撮ったダ…

言葉のアクセント!

▼最近、いろいろなものに自信を失ってる。そのひとつに、“言葉のアクセント”がある。 ▼開店休業中ではあるが、コピーライターなぞというショーバイをやってるので、言葉に関しては多少の自信がある。アクセントに関しても「自分は正しい!」と思い込んでた。…

「やる気ホルモン!」

▼巷じゃ二世、三世政治家に否定的な声が極めて高い。「親の七光りだ、政治能力なんか全くない!」というワケである。だが最新の遺伝子科学によると、むしろ「適している!」ことが分かってきた。 ▼実は、政治家の多くには共通する特質が見受けられるという。…

 赤紫蘇のチカラ!

▼「油断するなよ!」。いつも脳の芯まで言い聞かせてる言葉だ。が、油断はどこからでも染み込んでくる。今回の油断は窓の開けっ放しだった。最も注意してたことをつい、つい、というのが悔やまれる。 ▼本州から帰寒したのが15日。翌日から道東でも猛暑が始ま…

 秋桜花!

▼最近は、花の名前を英字やカタカナで表記することが多い。だが、情緒を醸し出すには漢字で表記したほうがいいと思う花が多い。 ▼「アジサイ」はやはり「紫陽花」のほうが情緒的だし、コスモスも「秋桜」、それも「秋桜花」(シュウオウカと読みたい)のほう…

「感動を与えたい?」

▼20日、東京銀座で史上初オリンピック・メダル獲得者の凱旋パレードがあった。沿道には50万人もの人が繰り出し、その熱狂ぶりはテレビ画面からも伝わってきた。メダル獲得シーンを思い出し、再度感動に浸った人も多いことだろう。 ▼金メダル獲得は目標の15個…

 時差ボケ!

▼猛暑の本州を半月以上に亘って放浪、4日前に帰寒したがカラダがすっきりしない。本州との温度差にカラダが対応できないからだろうか?だが、それともチョッと違う。今朝、ハタと思い当たることがあった。「時差ボケだ!」 (今年は少し小ぶりだが、貪るよう…

自壊!

▼「ひゃあ、また一台溶けたぁ」。征高志(せいたかし)は、有頂天だった。何しろ彼が発明したのは、車を丸ごと一台溶かしてしまうという画期的な薬品だった。その薬品を彼はいま、実用化に向けて秘かに実験してるところだった。 ▼尾てい骨を突き上げてくるマ…

 夏休み、いただきます!

暑中お見舞い申し上げます。急遽、上京することになりました。 来月中旬ぐらいまで本州を放浪しています。 心ばかりの涼しい情景をお届けして 暑中見舞いに替えさせていただきます。お体ご自愛のほどを。 くれぐれも熱中症にご用心を!※盆明けには帰寒、つぶ…

「予想」は、ヨソウ!

▼東北地方に梅雨明け宣言が出された途端、阿寒も夏になった。この2〜3日、牧草が日に2cmは伸びてるような感じがする。毎年咲くカサブランカも突如として蕾が膨らみ、爆発した。となれば、ミヤマアゲハやキアゲハが蝶の舞を楽しませてくれる時期だ。だが、今…

 超早期紅葉!

▼シンジランナ〜イ情景第2弾!まだ7月の下旬だというのに、何とエゾヤマザクラの紅葉が始まっちまった。他のエゾヤマザクラはまだまだ成長過程。緑をどんどん濃くしてるというのにどうなってるんだ! ▼今年の道東の夏は寒い!平年比0.4℃〜1.8℃は低いらしい。…

 「浜茄子」!

▼♪知床の岬に〜 浜茄子の咲くころ〜♪もうご存知の、「知床旅情」の出だしの一節である。森繁久彌の歌もさることながら、加藤登紀子の歌は遠く知床半島を忍ぶ心の一曲となった。 ▼ただ、恥かしながら、ここでもヒドイ思い違いをしてた。というのも、故郷の長…

野性、野菜、カン違い!

▼不明を恥じる、とはこのことである。何を隠そう、実はコチラで呼ぶ「ヤマワサビ」を、「北海道原産、山奥の林の中に自生する根ワサビのこと」とばかり思い込んでた。モチロン伊豆などで育つ本ワサビとは違い、水辺じゃなくとも十分育つ、ということぐらいは…

 棘!

▼♪山には山の憂いあり 海には海の悲しみや ましてこころの花園に 咲きしアザミの花なれば♪ ▼ある年齢以上の方なら、この歌を諳んじてる人も多いだろう。昭和24年8月、戦後復興の真っ只中NHKの「ラジオ歌謡」で放送、大ヒットした。 ▼「あざみの歌」。 作…

 シンジランナ〜イ!

▼「キツネは木に登る!」。この目で確かに見た。“木登りライオン”がいるように“木登りキツネ”もいる! ▼そのキツネは、いつものようにヤナギの木の下をトボトボと歩いてた。と、突然空を見上げると同時に、下の写真のイチバン右の幹に駆け寄り、ツツツーッと…

イテテッ!

▼人工物と自然とのせめぎ合いはよくあることだ。例えば時々、アスファルトの道路やコンクリートの隙間から芽を出してくる大根なんかがある。人はそれを「ど根性大根」などと擬人化して植物の旺盛な生命力に目を見張る! ▼じゃ、下記の写真はどうだろう?電柱…

 事実VS真実!

▼写真は時間を写さない。だから時々、何時に撮ったものなのか迷うことがある。例えば下の写真、朝焼けか夕焼けか、どちらを撮ったものと思われるだろうか? (朝焼け……と言いたいところだが、事実は有名な釧路の夕焼けである。やっぱり分るかぁ) ▼最近、暫く…

蟻地獄!

▼近所にアリ大好き少女、ユキちゃんがいた。夏場小学校からの帰り道、殆ど毎日、道端にうずくまって熱心にアリの世界を観察してた。いや、観察するだけじゃなく、捕獲したアリをすり鉢状のアリ地獄につまみ落としたりもしてた。 (ミミズの死骸を巣に運ぶアリ…

苔ガール!

▼“女子力”はどこまで広がるんだろう?最近知った“女子力”だけでも、「田ガール」(稲作農業女子)、「歴女」(歴史大好き女子)、「城ガール」(女子城跡探検隊)など、数々あるが、今度は「苔ガール」なるものが登場した。 ▼「苔ガール」とは、“女子苔追跡…

 脳と色!

▼この3〜4日、ともかく寒い!平年より5℃〜10℃ぐらい低いらしい。なのに、もう夏至を過ぎちゃった。何てことだ、これからはもう日、一日と日脚が短くなっていくのである。この間まで雪降ってたのに、また雪の季節に向かって行くワケだ。ユーウツ、楽しい時間…

ゼニガタアザラシ!

▼北緯41度55分28秒 東経143度14分57秒と言えば、どこだと思いますか?森進一の歌で一躍有名になった北海道日高地方の最南端の岬…、と言えばもうお分かりですよね。そう、「襟裳岬」です。 ▼歌では♪何も〜ない春です〜♪と歌われてたけど、「ある、ある、いろ…

「野性王国」!

▼いやぁ、写真は物語る。言葉は要らない時がある。 (巣立ったエゾフクロウの雛。30mほど離れた木の枝にいた。第一子と思われる) (道路脇のハコヤナギの木には無数のヤナギマツタケが…。キノコ辞典には高級キノコとある) (道路脇に棲むシマリス。近くに巣が…

 巣立ち!

▼関係者は歓喜の渦に包まれてるに違いない。何しろ38年ぶりに野性の復活に成功したのだ!日本中に明るい話題を振りまいた「佐渡のトキ」の話である。 ▼「トキ復活プロジェクト」は今年、放鳥した鳥からヒナが誕生、さらにそのヒナの「巣立ち」に成功した。何…

宇宙旅行代、1回¥740!

▼空を見上げる日が多い3週間だった。5月21日朝、テレビではしきりに「肉眼では絶対に太陽を見ないでください!」と、注意を促してた。観測した人も多いと思うが、金環食の当日である。 ▼これほど広範囲の太平洋側で見られるのは922年ぶりと言うから、メディ…

 “縄文DNA”!

▼信州小布施から山田温泉に登っていく途中に、「蕨平」という地名の村落があって、子供の頃、よく近所のオジサンや母親に連れられてワラビ採りに行った。足は自転車やバスだった。 ▼山菜の王様が「タラノメ」だとすると、「ワラビ」と「ウド」は間違いなく飛…

 誤算の未来!

フキ村では一族の総会が開かれていた。冒頭の挨拶に立ったフキ衛門爺は、額の皺をさらに深めながら言った。 (葉の広さ、直径1mを越える大赤ブキ。採る人間は誰もいやしない) 「今日はワシらの生き残り策について皆から意見を聞きたい。というのも、ワシら…

 エネルギー溢れるエネル木!

▼この世の中は“4つの力”で成り立ってるという。“4つの力”とは、1重力、2電磁力、3強い力、4弱い力と、科学書には書いてある。 (誰に教わったんだろうか、ハイマツの新芽は「ひとつ上」をめざす) ▼ま、1の重力は分かる。万有引力のことだ。2の電磁力…

 発見!菅井貴子

▼去年の3月10日、当ブログにある称賛記事が掲載された。当時、NHKの「おはよう北海道」でお天気キャスターを務めてた気象予報士、“菅井貴子”の記事である。執筆者は…モチロン、不肖ワタクシである。 ▼記事(←クリック)には「彼女の笑顔は、視聴者にやる気ホ…

鳥の目!

▼「ワシャあ、天然記念物のオオワシでもなけりゃ、オジロワシでもない!ワシャあ、ワシじゃ!エエイ、紛らわしいな、つまり釧路湿原をテリトリーにする“鳥の目”じゃ。もう何百年も釧路湿原の上空を滑空しとる!」 ▼「時々、ウルトラライトプレーンなる鳥人た…